親知らずについて

親知らずは智歯とも呼ばれる、第3番目の大臼歯です。昔はきちんと生えてくるべき歯でしたが、現代人はあごの骨が小さくなっているため、生える場所がなくなってしまった一番奥の歯です。
その為、斜めに生えたり、歯茎に潜ったままきちんと生えてこなかったり、最初からその歯がなかったりします。
親知らずは上あごと下あごに2本ずつ、合計4本あります。18~24歳くらいで生えることが多いですが、個人差が大きく、かなり高齢になってから突然生えてくるケースもあります。
親知らずは智歯とも呼ばれる、第3番目の大臼歯です。昔はきちんと生えてくるべき歯でしたが、現代人はあごの骨が小さくなっているため、生える場所がなくなってしまった一番奥の歯です。
その為、斜めに生えたり、歯茎に潜ったままきちんと生えてこなかったり、最初からその歯がなかったりします。
親知らずは上あごと下あごに2本ずつ、合計4本あります。18~24歳くらいで生えることが多いですが、個人差が大きく、かなり高齢になってから突然生えてくるケースもあります。
親知らずの位置は神経に近い場合が多いため、抜歯のためには正確な検査が必要となります。そこで当院では、CTを保険治療の範囲内でも使用しているのが特徴です。CTは、血管や神経の位置などの三次元的なデータを得られるので、従来のレントゲンと異なり、お口の状況を立体的に把握できます。CTによって親知らずの抜歯ができるかどうかを慎重に検討し、難症例の場合は大学病院の口腔外科を紹介するなど安全性をできるだけ高めています。
一般的に親知らずは抜くものだと思われていますが、状態によっては抜歯が不要であるケースもあります。
何かしらのトラブルを引き起こしているものです。特に、痛みや腫れを引き起こしているときは抜いた方がいいです。また、歯磨きが上手くできなくて虫歯や歯周病を起こしている場合は、抜歯をおすすめします。
親知らずが生えてこないからといって、また生えたからといって、それが悪さをしなければ気にする必要はありません。なので、親知らずがきれいに真っ直ぐ生えていて、噛み合わせに問題がなく、歯磨きが上手にできていれば抜かなくても大丈夫な場合もあります。
親知らずは生える場所が足りず斜めに生えてくることが多いので、トラブルが起こることが多いです。この場合、親知らずの手前の奥歯を道連れに虫歯になるケースも多いので注意が必要です。
「横向きもしくは斜めに生えている」「途中までしか生えていない」。このような親知らずは歯ブラシが届きにくく、虫歯リスクが高い傾向にあります。また、親知らずだけではなく、手前の歯(第二大臼歯)との隙間に汚れがたまりやすくなるので注意が必要です。
親知らずの生え方に問題があると、歯と歯肉の間に食べかすが溜まりやすくなります。すると、細菌の塊(プラーク)が形成されやすくなるので歯周病のリスクを高めます。特に親知らず周囲の歯肉に炎症が起こる「智歯周囲炎」は注意が必要です。歯肉が腫れたり、痛みが生じたりしている場合は、親知らずの抜歯を行う前に歯周病治療を優先することもあります。
親知らずが手前の歯に食い込んでいると、根っこが溶けてしまう場合があります。これを歯根吸収と呼び、状況次第では親知らずと手前の歯の両方を抜歯する必要が出てきます。
親知らずがあるとブラッシングが不十分になりやすく、磨き残しが原因で口臭を引き起こすことがあります。また、虫歯や智歯周囲炎などが進行し、膿がたまってしまった場合も臭いの原因になります。
親知らずの他に、残念ながら虫歯や歯周病などで抜歯を行うことがあります。当院では表面麻酔や針の細い麻酔注射を用いて、なるべく痛みを感じさせない工夫をしております。
また、重度の虫歯になった場合は歯を残す「根管治療」という方法もありますが、基本的に抜歯をした際は歯を補う「インプラント」「入れ歯」「ブリッジ」などの治療を行います。
抜歯のことなら当院にご相談ください。